繋がる道と枯れない思い

私情を書き綴ったブログですので、病んでます。
めちゃくちゃ重いです。苦手な方はUターンをオススメします。

2018年4月15日、
こんなに泣いたのはいつぶりだろう。

いや、こんなに泣いたのは初めてかもしれない。
呼吸の仕方がわからなかった。パーカーの袖はびしょびしょになった。ティッシュの箱は空っぽになってた。いくら涙をふいても溢れてくる。

13日の金曜日
ネットニュースを開くと、“関ジャニ∞ 渋谷すばる…”という見出が目に入った。
なんだろう?画像あるかな?すばるくんのネット画像って初じゃん♡なんて、呑気にその記事をタップした。でも、そこには、ネット画像なんてものはなくて、すばるくんが関ジャニ∞を脱退するという内容の記事。
微塵も信じてなかった。それでもやっぱり少し不安で、親友の丸山担に「これ嘘だよね?」ってLINEした。「嘘に決まってるじゃん!」って返事がきて、安心した。

次の日の14日は、その親友の丸山担とずっと前から約束してたヲタ会の日だった。初めは、すばるくん本当なのかな…って少しちょっとだけしんみりしてた。でも、ジャムを見終わった頃には「すばるくんは脱退するような人じゃないもんね!仮に脱退するって言い出しても、必死で止める人達が6人もいるじゃん!!」って根拠もないのに、すばるくんは脱退しないって思ってた。ううん、思い込ませてたのかも。

15日9時38分、メールが届いた。
今考えてみると、この時からなんとなく察しはついてたのかもしれない 。普通、週刊誌の記事でわざわざ会見開くのはおかしいって。でも、そうやって気付かないふりをして、目を背けていないとダメになってしまいそうだったから、無意識に自分が自分にそうさせていたのかもしれない。
ドキドキしながら11時が来るのを待った。11時を過ぎてもなかなかアクセスできなかった。
丸山担にアクセスできないってLINEしたら、「私もみれない。Twitterですばるくんって検索かければみれるよ。私それで見た。」って返事がきた。私も早く安心したくて、『脱退しません。』って言葉がほしくて、Twitterで検索をかけた。そしたら会員サイトのスクショ、「脱退しちゃうの…」って悲しんでるeighterさんたちのツイートが画面に出てきた。スクショは加工でしょ?「脱退しちゃうの…」は週刊誌に惑わされてる時にツイートされたものでしょ。日付が数分前なのはTwitterがバグってるから。って思い込ませた。会員サイトで自分の目でちゃんと確認するまでは信じないって何度もメールのリンクをタップした。十数分後、やっと繋がった。そこには私の望んでいた事と真逆のことが書かれてた。
スクロールして、1番最後に「っていうのは嘘で〜す!」って書いてないか、意味もないのにずっと下に下にスクロールした。でも、いくらスクロールしても、そこには「横山裕(侯隆)」の文字しかなかった。テレビで会見も放送されてた。そんなのまともに見られなかった。きっと悪夢を見てるんだ。現実なわけない。自分で何度も頬を抓った。痛かった。現実だった。あれ?今日ってエイプリルフールだっけ?本気でそう思った。


信じられなかった。信じたくなかった。

誰か一人でもいない関ジャニ∞なんて想像したことなかった。

昨年のジャムが終わってから、また来年もこの7人に会いたい。そう思って、受験もバイトも頑張ってきた。でも、この7人に会えるのは昨年のジャムで終わりだった。

すばるくん、元気魂で涙を流しながら
「まだまだ楽しいことはこれから腐るほどあるんで。俺らはそうしていくから、絶対に。だから、今日は悲しい思いをした人は沢山いると思うけど、でも…俺らは、みんなの前に立とうって決めたんで…ごめんなさいね。また、来てくださいよ。」
「7人でまた更に強くなってみんなの前に立ち続けるんで」
って、言葉をくれたよね。
『元気が出るSONG』で
「同じ街で見た同じ夢 笑いあった帰り道
今も何も変わらない気持ち
7つ根っこで引っ張りあって
これから先10年後だって
きっと変わらずこんな感じで
いつでも笑ったり泣いたりでいこう」
って歌ってくれたよね。
なのに…脱退しちゃうの。そんなの嫌だ。
すばるくんだって何度も悩んで、それで出た答えが“脱退”なんだってわかってるよ。
でも、じゃあ何で?あの言葉は全部嘘だったの?
って思っちゃった。

そんな考えが浮かんできた時に、
「ただ関ジャニ∞としてやってきたこの14年間の歴史がなくなるわけではありません。そこに嘘はありませんでした。」
って大倉くんが言い切ってくれた。なんて自分は最低なんだろうって思った。嘘はなかったのに、嘘だったの?なんて…自分が最低で嫌になった。
やっと涙が止まった頃、ワイドショーで会見をみた。大倉くんが、
「勝手な決断をしたすばるくんのことを嫌いになれなかった」
って言ってた。私もそうだった。
すばるくんのことが好き。エイトのみんなが好き。松原.が好きだった。気まずいも好きだった。松原.と気まずいが好きって言うと、絶対「す担?」って聞かれた、村上担なのに。それくらいすばるくんが好きだった。人間としての憧れや尊敬の意味でもすばるくんのこと好きだった。いや、今も好き。嫌いになんかなれない。

松原.の松原.らしいエピソードや言葉が大好きだった。そんなエピソードや言葉を耳にするのが、微笑ましくて嬉しかった。面白いことから、真面目なことまで全部。
でも、今回の会員サイトの村上くんの言葉。
「21年も一緒にいれば、目を見ればわかりました。」
普段なら、あぁ…松原.尊い。なんて言って喜んでただろうけど、今回の松原.は全然嬉しくなかった。

21年間一緒に過ごしてきた、きみくん、村上くん。それから、丸ちゃん、ヤスくん、亮ちゃん、大倉くんたちの方がしんどいはずなのに、すばるくんのことを送り出した。

私もeighterとして、すばるくんを門出を祝わなきゃいけないのに、それができない。今はまだできない。いつになったらできるんだろう。時間が経てば解決する事もある。でも、今の私は時間が経てば経つほど、冷静になっていって“脱退”が現実味を帯びていって、辛くて苦しくてたまらない。

16日の月曜日の朝、本当は家から一歩も出たくなかった。それでも行かなきゃいけないものは行かなきゃいけない。仕方なく起きて、昨日号泣したせいで腫れた目を隠すためにいつも以上に念入りにメイクして、朝ごはんを食べようとリビングに行った。テレビをつけると、どのチャンネルでもすばるくんのこと。昨日あんなに泣いたのに、どこに涙が残ってたんだってくらいまた涙がでてきた。せっかくしたメイクも崩れた。もともとゼロに等しかった気力も失くした。駅に着いた時にはこのまま線路に飛び込んでしまおうか、なんて考えた。

すばるくんの不器用で真っ直ぐな所が好き。
でも、今回ばかりは好きじゃない。
「逆に迷惑をかけるから」って、その迷惑をかけられるのは、かけても許してくれるのが、他の6人じゃないの。その迷惑をかけられても、6人はすばるくんのことを待ってるはずだし、eighterも待ってるよ。なんで、“脱退”を選んだの。ただのeighterが偉そうなこと言うけど、本当に不器用だよね、すばるくんは。なんで“活動休止”を選ばなかったの?“活動休止”ももちろん寂しいよ。でも、“脱退”と“退所”はもっと寂しいよ。悲しいよ。だって、もう二度と7人を見れないんだもん。

すばるくんが選んだ道を否定してごめん。
ただのeighterが否定してごめん。

届くはずがなくても、最後に言わせてほしい。

ありがとう。
生まれてきてくれてありがとう。ジャニーズ事務所に入所してくれてありがとう。関ジャニ∞になってくれてありがとう。関ジャニ∞に出逢って、すばるくんに出逢って、生きることの大切さ、楽しさを学びました。

ここからは、ものすごく個人的なこと。
私の家庭はボロボロ。外からみたらどこにでもいる普通の家族なのかもしれない。何があったかは言えないけど、とても辛かった。家にいるのが辛かった。家では泣けないから、学校の自習室で放課後泣いて帰るのが日課だった。
学校の先生は、なんでも相談しなさいって言ってた。他人に話す気になんてなれなかったけど、辛くて辛くて、誰かに吐き出さなきゃ自分が押し潰されてしまいそうで、勇気を出して家庭の状況を相談した。そしたら、「そうやって悲劇のヒロイン気取って。自分だけ不幸だって思いすぎ。」って言われた。みんな辛いことがあるのはわかってる。多少我慢しなきゃいけないのはわかってる。でも、耐えられなくなったから、ただ話を聞いてほしくて相談した…なのにそうやって言われて、大人が信じられなくなった。
同時に、何で自分が生きているのかわからなくなった。そんな時すばるくんの『pray』を聴いて励まされた。私は『pray』を聴くまで、音楽を聴いて感動することはあっても涙がでることはなかった。『pray』を聴くと何故か勝手に涙が溢れてきた。賛否両論ある曲だと思う。でも、私は『pray』に助けられた。なんとなく、頑張って生きようって思えるようになってた。
『pray』という曲を知って、すばるくんに出逢えて、人生の考え方が変わった。
死んでしまいたい。何で生きてるんだろう。から、辛いけど頑張って生きよう。って。
そうやって、すばるくんの歌に助けられた。すばるくんの笑いのセンスは私のツボで、すばるくんを見てると笑顔になれてた。心から笑えてた。こうやって笑えてるってことは、どれだけしんどくても、なんだかんだで人生は楽しいんだって教えてもらった。
『pray』は他の曲みたいに励ましの言葉は使われてないのに、励まされてる気がして、それが自分の心に染みたんだと思う。そんな歌詞を書いて、それを歌えるすばるくんは、やっぱり音楽に愛されていて、音楽を愛していて、すばるくんにしかできない音楽があって。
そんなすばるくんに出逢えたのは関ジャニ∞だったから、だから、海外で音楽を学んで、また関ジャニ∞に戻って、音楽を続けてほしかった。
でも、もう決まってしまった事だし、発表してしまった。会見から3日経った今でも「やっぱり関ジャニ∞に残る」って言ってくれないかな、って思っちゃう。
いくらそう思っても、不器用で真っ直ぐなすばるくんはそんなことできないし、しない人だと思うから、頑張って前を向く努力をするよ。
今はまだ、喪失感と虚無感で何も考えられない。上手く言えないけど、喪失感と虚無感すらないってくらい、心が空っぽ。
でも、時間はかかると思うけど、いつかはちゃんとすばるくんと、6人の関ジャニ∞を応援できるように、すばるくんが選んだ道へ、ちゃんと道が繋がるように。“脱退”という決断をしなければできなかった、自分の音楽を追求していきたいという熱い思いが枯れないように。そう心から願って応援できる日がくるように、少しずつ前に進むから。
すばるくん、今はまだ素直に「頑張って」なんて言えません。でも一応、「頑張って」って言います。

ありがとう、すばるくん。頑張って。